2006年08月08日

アンジェラアキ

下ジーンは音楽が好き。もっと言うと「音」が好き。子供の頃、野球部が履いているスパイク欲しさに野球部に入った。あれで、アスファルトの上を歩くと“カリッカリッ”と音がして、まるで瑞々しい野菜スティックを食べているような気持ちになる。練習も楽しかったが、夕方の帰り道が待ち遠しかった。で、野菜スティックの道を辿って家に帰ると時々音楽があった。

母親は、サイモン&ガーファンクルやビートルズ、カーペンターズが好きだったので子守唄が「スカボロフェア」という、渋い選曲でウーマクーな下ジーンを寝かしつけた。その影響があるのだろう、基本的にアコースティックギターやピアノとボーカルというシンプルな編成が結構好きなんだ。

音楽から(英語の歌詞だから意味なんて分からず)物語りを想像した。感情を想像の中で爆発させて宇宙と繋がったり、エジプトのピラミッドに登ったり、風吹くアイルランドの黒い土にキスをしたりした。これまで魂を掴むような音楽に何度も助けられたんだ。

最近は、レディオヘッド、ビョーク、ミューズ、COCCO、ジェフバックリイのほか、ジャズも聴くようになった。決して、熱心にレコード屋に通うタイプじゃないので偶然出会ったアーティストを長い間聞き込むのが常。

そして、見つけました。

アンジェラアキ。何て言うんだろう・・・。筋金入り、っていうのかな、嘘が無いのよ音への姿勢に。自分らしくいることがどれほど難しいか彼女は知っているんじゃないかな。だから、“自然体”を装うことなく真っ直ぐ思いを音楽に託している。ずうーっと、一つのことだけをしてきた人って独特のオーラがあって「俺みたいな甘ちゃんは立ち入れませんな」という気持ちにさせる。幾つもの山を越え、幾つもの谷を渡り、ただひたすら黙々と目の前のことをやり続けることで年輪のように刻まれていくものがあるんだろう。

アンジェラアキはそれら全てを経て、そして現在進行形で音楽という世界共通言語で自分と人を繋いでいる。上手く歌う人は沢山いるが、声に想いを乗せることが出来る人は限られている。恐らく、後者の方が音楽に認められた人なんでしょう。

下ジーン



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去年の年末に、日本武道館で、アンジェラ・アキさんのコンサート
拝見させていただきました。

彼女ほんとに凄かったです。ピアノとアンジェラさんだけでの
コンサートでした。...
去年の年末に・・・。【いろんな裏話教えて】at 2007年02月23日 06:31
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